分裂促進因子活性化タンパク質キナーゼ

同義語:
  • MAPK
英語: mitogen-activated protein kinase
ドイツ語: Mitogen aktivierte Proteinkinase

酵素学シグナル変換に重要な役割をもち、細胞の分化細胞増殖細胞死のような細胞機能を制御する酵素の一群。このMAPKsは、セリン-トレオニン・タンパク質キナーゼで、タンパク質キナーゼのカスケード反応を経て、多様な刺激(例:増殖因子ストレス刺激サイトカイン紫外線照射、熱ショック、浸透性ショック)により活性化される。MAPKsはカスケードの最終複合体で、分裂促進因子活性化タンパク質キナーゼキナーゼ(MAPKK)のリン酸化により活性化される。MAPKKは、分裂促進因子活性化タンパク質キナーゼキナーゼキナーゼ(MAPKKK)により活性化される。
MAPKは、細胞シグナル調節キナーゼ(ERKs)、c-JunN末端キナーゼJNK)ならびにp38分裂促進因子活性化タンパク質キナーゼに細分される。

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