[種々な周波数と強度の低周波磁界へのばく露後のT-細胞系における細胞内カルシウム振動] med./bio.

Intracellular calcium oscillations in a T-cell line after exposure to extremely-low-frequency magnetic fields with variable frequencies and flux densities

掲載誌: Bioelectromagnetics 1995; 16 (1): 41-47

<目的>Jurkat細胞磁界の曝露に対する細胞内カルシウムイオンの反応が磁界の周波数と磁束密度にどのように影響されるかを検討した。 <方法>ヒトJurkat細胞をpoly-L-lysineを用いて付着させ、37度60分間2μMのFura-2/AM MFを負荷し、種々の条件の磁界に曝露し、細胞内カルシウムイオンの変動を細胞毎に観察した。 <結果>Jurkat細胞を0.15mTの磁界の元に種々の周波数で曝露した。細胞内カルシウムイオンの増加量および反応細胞頻度は50Hzで最大となった。細胞によって反応にはばらつきが見られるが、磁界曝露後2分以内に細胞内カルシウムの増加が始まった。50Hzで固定して磁束密度を変えると、0.15mTで90%以上の細胞細胞内カルシウムイオンの上昇が見られた。0.3mTでは反応までの時間が延長した。・

ばく露

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